─ 注意書きのようなもの ─ 今回のSSは、あくまで時雨の妄想爆発… これ以上ないくらいテスト勉強(してないけど)の影響で壊れてます。 それでもいいよ〜って人くらいは呼んでくださいw まぁ、多分リハビリ期間でもあるので文的におかしいかも知れません。 ですが、最後までお付き合いいただけると幸いですよ♪ では、どうぞ〜♪ ─ 奇蹟って起こらないから奇蹟って言うんですよ ─ ─ 祐一さん……大好きです ─ 奇蹟は起こらないから奇蹟 俺は彼女にそう言われていた… 実際、俺みたいな存在がどうこう足掻こうとどうしようもないことだって山ほどある。 頭では判っている、だけど…見ているだけじゃいられなかった。 ただただ、彼女を救いたい一心で足掻き続けていた。 そして運命の日…そう言っても過言ではない2月1日。 一度 別れた In my Dream ... 「おーい、栞ー香里ー」 「あ、祐一さん。」 「あら、やっと来たの?」 俺達が別れた2月1日。 それから2ヶ月の月日が流れた。 春の日差しが、暖かい空気が街を満たし始め、いままで積もっていた雪が溶け始めた頃。 俺達は再会した。 ………… っと、まぁそんな課程の事はどうでもいいんだけどな。 「ほれ、ご注文のアイスのバニラだぞ。」 「わー、ありがとうございます♪」 「しっかし、相変わらず好きだよなー…バニラアイス…」 「はい、バニラアイスは人類の至宝ですよ!」 「だ、そうだが?意見はあるか、香里。」 「私に聞かないでよ…」 栞のアイス好きは相変わらず変わっていない。 むしろ急速に食べる頻度が上がってきている気がするのは気のせいだろうか…? 「なぁ、栞…」 「はい? なんですか?」 「最近……バニラアイス食べ過ぎじゃないか…?」 「そうですか?」 まぁ、栞のこの顔を見たくてアイスを買ってきてる俺もいるんだけどな… 今の栞は生きることの希望で溢れている。 学校へも普通に行けるようになった。 友達もできて、明るく話をしているらしい。 その中に天野も混じっていると聞いたときは驚いたけどな。 天野には真琴のことで世話になったし… 「……っと、……君?」 まぁ、友達ができるのは良いことだ。 「えぅ…?祐……ん?」 おかげで昼飯の時に俺の所に来る栞の弁当の量が他のクラスの連中に近づいてきているのがさらにいいことだ。 「ちょっと!相沢君っ!」 なにより俺の胃が助かるのが素晴らしいよな。 バキッ! 「った!何するんだっ!」 「あなたが無視するから悪いんでしょう?」 「祐一さん、話を聞いてくれてないんですもん。」 「あー、悪い悪い。ちょっと考え事しててな。」 ホント…いろいろあったからな… 思い出すだけならキリがないくらいな出来事があったからな… 「それで、また回想に耽るわけ?」 「一体何を考えてたんですか?」 「んー?」 考えてること……か…… 「そうだなぁ…」 少しだけ空に視線を向けた後、目の前にいる仲睦まじくなった姉妹に視線を送ってみた。 妹をいなかった存在とすることで心の均衡を保った姉。 生きることに絶望し、それでも小さな希望に縋った妹。 それでも分かり合い、支え合うことを決めた姉妹が俺の目の前にいる。 「うん、今の俺は幸せなんだろうなってな。」 「……ふふ、なに言ってるのよ。」 「そうですね…私が今ここにいられて、隣には大好きなお姉ちゃんや祐一さんがいて…」 「それに、暖かくなってきてバニラアイスがおいしく食べられるのが何より幸せです♪」 「ははは、俺達とアイスがあれば栞は幸せなのか…おかしな奴だな…」 「ふふ…ま、それもいいんじゃない?」 それもそうだな… これも1つの幸せの形ってことでいいんだよな。 「でも…」 「ん?」 「他に何かあるの…栞?」 「はい!」 ん? 栞にはまだ他にあるのか。 「ほー、言ってみ。」 「これからもずぅーっとお姉ちゃんや祐一さんと一緒にこうしていたいですっ♪」 「………」 「………」 ………はは、嬉しいこと言ってくれるよなぁ… 確かに、こんな状態がずっと続けばそれはそれでいいよな… 「残念だけど、それは無理だぞ栞。」 「え…?」 「ちょっ!相沢君!!」 「ま、まぁ、落ち着けよ香里。」 「………」 うわ…変なこと言ったから香里の視線が絶対零度に… かなり怖いぞかおりん…… 「確かに、今この状態が続くのならそれはそれでいいかもしれないよな。」 「はい、でも続いて欲しいと思いますよ?」 「ま、それは俺も同じだし多分香里も同じだろ?」 「えぇ、そうね。栞が元気になって一緒にいられるのは幸せよ?」 ま、香里ならそう言うだろうとは思ったけどな… でも、俺は欲張りなんだよ。 「だがな、俺はそれだけで満足しない。」 「……どういうことですか?」 「……なんとなく言いたいことは分かった気がするわ…」 「栞にとって俺はずっと恋人ってだけの関係がいいのか?俺はそれだけじゃ済まさない。済ます気もない。」 確かに、まだ無理なことはある。 扶養加護を受けているちんけな学生に過ぎないしな。 「今はまだ俺は働いてもいないし、偉そうなことは言えないのは分かってる。」 でも、これから就職してしっかり働いて自分でお金を稼げるようになる。 そうしたら… 「俺も一生懸命働く、それで…その…なんだ。栞……」 「はい…」 ここまで言ったはいいけど…香里もいる前じゃやっぱ言いにくいなぁ〜… 「……ふぅ。相沢君、私ちょっと飲み物買ってくるわ。」 ……うわ、お見通しか… でもま、いずれ通らないと行けない道だし… 香里に視線だけで感謝を示してみると、肩をすくめて見せてくれた。 香里なりの気遣いが妙に嬉しいよなぁ うし!応援も受けたようなもんだしなっ! 「すぅ、はぁー…今はまだ1度しか言わないぞ。よーく聞けよ。」 「……はいっ」 「…相沢祐一は世界の誰よりも美坂栞を愛しています、これからの栞の人生、俺にください!」 これで、もう後戻りはできない… いや、する必要もその気もないんだ。俺は栞と共に歩みたいのだから… 「祐一さん…私のも聞いて貰えますか?」 「……あぁ。」 「美坂栞は世界の誰よりも相沢祐一を愛しています、これからの私の人生を誰にでもない貴方に捧げます。」 「………」 「受け取って…もらえますか?」 「……ったり前だろ!!!」 今はまだ、二人だけの約束。 でも、いずれ俺と栞はみんなの前で同じ誓いをするんだと思う。 その時に今と違うのは「美坂 栞」という少女が「相沢 栞」に変わること… でも、それは今はまだ先の話ということで… ─── 俺もだよ … 栞 … ── ─ 吠えろ、時雨(後書き編) ─ うがー!!やーっちまたぁっ!!! 電波です、もはやこれは電波なのです!神からの啓示ですよっ!! じゃなかったら俺がこんなの書けるはずもわけもないんだからっ!!! ズバリ言って書いてる方がダメージありました、読み直しなんてとても…… と、思いつつも直さないと俺の性分が許さないので…不憫だ…俺…… ってことで、何を思って電波を受信したのか「祐一→栞」プロポーズ物になりました。 うーん、ホントにどうしたんだろう…? まぁ、いいか… 収拾をつける見込み無し、よって強制的に終了。これからもよろしくっ! From 時雨 (2003.11.26) |